KANSAI ROAD STUDY ASSOCIATION 関西道路研究会

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道路橋調査研究委員会

委員長

山口 隆司 教授 (大阪公立大学大学院) R5.4.1~

研究委員会の概要

本委員会は、近年における内外の橋梁業界の動向や新しい情報の収集・意見交換のため、各委員による調査研究成果、長大橋梁等の設計・施工に関する報告・発表を通して、専門知識の向上と問題意識の高揚を図っている。このうち、特定の重要な問題については、小委員会を組織し、より詳細な調査研究に取り組み、実務に必要な資料をまとめるなどの活動を行っている。また、当委員会では例年、国内外の道路橋にかかる専門家、実務者を招いた講演会や小委員会活動の成果を発表する報告会を開催している。

令和7年度活動内容

令和7年度は、昨年度発足した3つの小委員会で引き続き調査研究を行っています。

1. 橋梁点検新技術に関する調査研究小委員会(ドローン等)

委員長 関西大学環境都市工学部 教授 石川 敏之

ドローン飛行デモンストレーションによる調査研究を行っています。

第1回 令和7年4月24日(木)

◎道路橋調査研究委員会技術講演会パネルディスカッション

道路橋示方書の改定、ならびに横浜市の橋梁の点検・維持管理についての技術講演会と「橋梁点検における新技術の今後の展開について」をテーマに、小委員会の委員長を招き、講演者を交えたパネルディスカッションを開催しました。

日時:令和7年6月20日(金) 13:30~16:45

場所:大阪公立大学文化交流センター ホール-

大阪市北区梅田 大阪駅前第2ビル6階

参加:135名

講演会では、 山口委員長の挨拶の後、以下の2講演を行いました。

講演1「道路橋示方書の改定」

  国土技術政策総合研究所 道路構造物研究部道路構造物機能復旧研究官 玉越 隆史 氏

講演2「横浜市の橋梁維持管理について」

  横浜市 道路局建設部橋梁課長 鈴木 淳司 氏

◎パネルディスカッション

テーマ:「橋梁点検における新技術の今後の展開について」

コーディネーター:関西道路研究会道路橋調査研究委員会 委員長 山口 隆司 

パネリスト:

国土技術政策総合研究所道路構造物研究部 道路構造物機能復旧研究官 玉越 隆史 氏

横浜市 道路局建設部橋梁課長                  鈴木 淳司 氏

関西大学環境都市工学部 教授                  石川 敏之 氏

立命館大学理工学部環境都市工学科 教授             野阪 克義 氏

京都大学大学院工学研究科都市社会工学専攻 教授                    古川 愛子 氏

関西道路研究会道路橋調査研究委員会 幹事(大阪市建設局道路河川部 橋梁課長)  小松 靖朋

令和6年度活動内容

令和6年度は、新たに設立した3つの小委員会で調査研究を行っています。

1. 橋梁点検新技術に関する調査研究小委員会(ドローン等)

委員長 関西大学環境都市工学部 教授 石川 敏之

ドローン飛行デモンストレーションによる調査研究を行っています。

第1回 令和6年5月9日

第2回 令和6年9月9日

第3回 令和6年12月10日

2. 橋梁診断新技術に関する調査研究小委員会(AI等)

委員長 立命館大学理工学部 教授 野阪 克義

1月末時点で小委員会を2回開催し調査研究を行っています。

第1回 令和6年5月30日

第2回 令和6年12月16日

3. 橋梁部材の対策技術に関する調査研究小委員会(ケーブル・液状化等)

委員長  京都大学大学院工学研究科 教授 古川 愛子

1月末時点で小委員会を3回開催し調査研究を行っています。

第1回 令和6年6月24日

第2回 令和6年10月8日

第3回 令和7年1月31日

◎令和6年度研究小委員会活動報告会(各小委員会の年度纏め)

日時:令和7年1月28日(火)15:00~17:00

場所:(一財)阪神高速先進技術研究所

大阪市中央区南本町4-5-7東亜ビル2階

令和5年度活動内容

令和5年度は、次年度初頭から開始する3つの小委員会の設立準備として研究テーマの検討等、ならびに各委員の公募を行うとともに、橋梁の点検・維持管理をテーマにした技術講演会と「橋梁点検における新技術の今後の展開について」をテーマに、新設小委員会の委員長を招き、パネルディスカッションを開催しました。

◎道路橋調査研究委員会技術講演会パネルディスカッション

日時:令和6年2月1日(木) 13:30~16:30

場所:大阪公立大学文化交流センター ホール

大阪市北区梅田 大阪駅前第2ビル6階

参加:142名

講演会では、「橋梁の点検・維持管理」をテーマに、 山口委員長の挨拶の後、以下の2講演を行いました。

講演1「橋梁定期点検要領の改定」

  国土技術政策総合研究所 橋梁研究室長 白戸 真大 氏

講演2「東京都の橋梁維持管理について」

  東京都建設局道路管理部保全課 橋梁構造専門課長 加藤 順一 氏

◎パネルディスカッション

テーマ:「橋梁点検における新技術の今後の展開について」

コーディネーター:関西道路研究会道路橋調査研究委員会 委員長 教授 山口 隆司

パネリスト:

国土技術政策総合研究所橋梁研究 室長 白戸 真大 氏

東京都建設局道路管理部保全課 橋梁構造専門課長 加藤 順一 氏

立命館大学理工学部環境都市工学科 教授 野阪 克義 氏

京都大学工学研究科都市社会工学専攻 准教授 古川 愛子 氏

関西大学環境都市工学部都市システム工学科 教授 石川 敏之 氏

関西道路研究会道路橋調査研究委員会 幹事 小松 靖朋

令和4年度活動内容

1. 橋梁の余寿命の推計および評価手法に 関する調査研究小委員会

委員長  大阪公立大学 教授 山口 隆司

令和4年度は、3つのワーキング(余寿命推定WG・補修補強WG・補修補強効果WG)により調査研究を行いました。

※ WG等を計19回開催

2. 特殊鋼道路橋の維持管理に関する研究小委員会

委員長 近畿大学 教授 東山 浩士

令和4年度は、小委員会を2回開催するとともに、幹事会により調査研究を行いました。

第10回 令和5年1月18日

第11回 令和5年3月7日

※ 上記小委員会のほか幹事会を計2回開催

3. 近年の大地震の被災事例にもとづく橋梁耐震性評価に関する研究小委員会

委員長  京都大学 教授 高橋 良和

令和4年度は、小委員会を2回開催するとともに、3つのワーキング(設計基準WG・道路管理者WG・大阪北部地震WG)により調査研究を行いました。

第9回 令和4年5月11日

第10回 令和4年11月30日

※ 上記小委員会のほかWGを計6回開催

◎道路橋調査研究委員会主催報告会

日時:令和5年1月30日(月) 13:30~17:00

場所:大阪公立大学文化交流センター ホール

大阪市北区梅田 大阪駅前第2ビル6階

参加:約90名(WEB参加併用での開催)

内容:八木委員長の開会挨拶の後、2019年度より活動を行ってきた3つの小委員会の4年間の調査研究成果の発表と質疑を行いました。

1.橋梁の余寿命の推定および評価手法に関する調査研究小委員会

委員長  大阪公立大学 教授 山口 隆司

余寿命の推定に関する現状技術の比較・評価を行うとともに、様々な補修技術の寿命更新効果について提案を行いました。

2.特殊鋼道路橋の維持管理に関する調査研究小委員会

委員長 近畿大学 教授 東山 浩士

特殊鋼道路橋の点検・調査における着眼点や新技術導入の課題整理、補修・補強事例の紹介並びに維持管理手法の提案を行いました。

3.近年の大地震の被災事例にもとづく橋梁耐震性評価に関する調査研究小委員会

委員長 京都大学 教授 高橋 良和

耐震基準変遷を踏まえた課題整理と今後の耐震対策の提案が行われた。また、各道路管理者の橋梁耐震補強計画とその課題及び地震時の被害とその対応等について提案を行いました。

令和3年度活動内容

1. 橋梁の余寿命の推計および評価手法に 関する調査研究小委員会

委員長  大阪公立大学 教授 山口 隆司

令和3年度は、小委員会を1回開催するとともに、3つのワーキング(余寿命推定WG・補修補強WG・補修補強効果WG)により調査研究を行いました。

第7回 令和3年9月8日

※ 上記小委員会のほかWGを計16回開催

2. 特殊鋼道路橋の維持管理に関する研究小委員会

委員長 近畿大学 教授 東山 浩士

令和3年度は、小委員会を4回開催するとともに、4つのワーキング(点検・調査計画WG・点検・調査技術WG・旧構造WG・補修・補強事例WG)により調査研究を行いました。

第6回 令和3年5月14日

第7回 令和3年8月6日

第8回 令和3年10月29日

第9回 令和4年2月25日

※ 上記小委員会のほかWG等を計9回開催

3. 近年の大地震の被災事例にもとづく橋梁耐震性評価に関する研究小委員会

委員長 京都大学 教授 高橋 良和

令和3年度は、小委員会を3回開催するとともに、3つのワーキング(設計基準WG・道路管理者WG・大阪北部地震WG)により調査研究を行いました。

第6回 令和3年5月21日

第7回 令和3年10月14日

第8回 令和4年2月8日

※ 上記小委員会のほかWGを計7回開催

令和2年度活動内容

1. 橋梁の余寿命の推計および評価手法に関する調査研究小委員会

委員長 大阪市立大学大学院 教授 山口 隆司

令和2年度は、小委員会を3回開催し、調査研究を行いました。

第4回 令和2年7月31日

第5回 令和2年10月6日

第6回 令和2年12月23日

2. 特殊鋼道路橋の維持管理に関する研究小委員会

委員長 近畿大学 教授 東山 浩士

令和2年度は、小委員会を3回開催するとともに、4つのワーキング(点検・調査WG、新技術WG、旧構造WG、補修補強事例WG)により調査研究を行いました。

第3回 令和2年8月31日

第4回 令和2年12月17日

第5回 令和3年2月26日

※ 上記小委員会のほかWGを計4回開催

3. 近年の大地震の被災事例にもとづく橋梁耐震性評価に関する研究小委員会

委員長 京都大学 教授 高橋 良和

令和2年度は、小委員会を3回開催し、調査研究を行いました。

第3回 令和2年11月5日

第4回 令和3年1月7日

第5回 令和3年3月15日

令和元年度活動内容

1. 橋梁の余寿命の推計および評価手法に関する調査研究小委員会

委員長 大阪市立大学 教授 山口 隆司

令和元年度は、小委員会を3回開催し調査研究を行いました。

第1回 令和元年9月13日

第2回 令和元年11月27日

第3回 令和2年2月4日

2. 特殊鋼道路橋の維持管理に関する研究小委員会

委員長 近畿大学 教授 東山 浩士

令和元年度は、小委員会を2回開催し、調査研究を行いました。

第1回 令和元年8月27日

第2回 令和2年1月7日

3. 近年の大地震の被災事例にもとづく橋梁耐震性評価に関する研究小委員会

委員長 京都大学 教授 高橋 良和

令和元年度は、小委員会を2回開催し、調査研究を行いました。

第1回 令和元年9月9日

第2回 令和元年11月9日

平成30年度活動内容

平成30年度は、次年度初頭からの小委員会活動の開始に向け、小委員会の設立準備として研究テーマの検討等を行うとともに、「中之島の橋梁を船でめぐる」と題した橋梁現場見学会を平成31年3月15日に開催しました。

◎橋梁現場見学会 ~中之島の橋梁を船でめぐる~

○中之島の橋梁の船上視察、堂島大橋改良工事の現場見学

日時:平成31年3月15日(金) 14:00~17:30

場所:堂島大橋、中之島の橋梁(船上)

参加:約40名

平成29年度活動内容

平成29年度は、平成27年度に設立した3つの小委員会で調査研究を行うとともに、成果の報告会を開催しました。

1.橋梁点検に関する研究小委員会

委員長 大阪大学 准教授 貝戸 清之

平成29年度は、小委員会を3回開催するとともに、3つのワーキング(①点検の効率化、②点検の新技術、③点検の新業種形態)により調査研究を行いました。

第8回 平成29年6月20日
第9回 平成29年10月13日
第10回 平成30年1月19日
※ 上記小委員会のほかWGを計9回開催。

2.斜張橋ケーブルの耐久性評価と今後の維持管理に関する研究小委員会

委員長 京都大学 教授 白土 博通

平成29年度は、小委員会を5回開催するとともに、3つのワーキング(①斜張橋ケーブルの現状把握、②構造安全性評価、③今後の維持管理のあり方)により、調査研究を行いました。

第7回 平成29年5月12日
第8回 平成29年7月27日
第9回 平成29年10月2日
第10回 平成29年11月30日
第11回 平成30年3月23日
※上記小委員会のほかWGを計9回開催。

3.橋梁の基礎の補強・パイルベント橋脚の補強に関する研究小委員会

委員長 大阪工業大学 教授 井上 晋

平成29年度は、小委員会を3回開催し、調査研究を行いました。

第11回 平成29年6月2日
第12回 平成29年9月8日
第13回 平成29年12月11日

◎道路橋調査研究委員会主催報告会

白土委員長の開会挨拶の後、3つの小委員会の調査研究成果の発表と質疑を行った。

日時:平成30年1月29日(月) 13:30~17:00

場所:大阪公立大学文化交流センター ホール

大阪市北区梅田 大阪駅前第2ビル6階

参加:約100名

1.橋梁点検に関する研究小委員会

橋梁点検調査の新技術、効率化に向けたロボット等の活用並びに点検等の新規事業形態の可能性等について提案を行いました。

2.斜張橋ケーブルの耐久性評価と今後の維持管理に関する研究小委員会

全国アンケート調査結果に基づく損傷・補修事例紹介、ケーブル損傷の影響の解析評価の報告並びに維持管理手法の提案を行いました。

3.橋梁の基礎の補強・パイルベント橋脚の補強に関する研究小委員会

主にパイルベント橋脚を有する橋梁について、補強事例の紹介と、耐震補強設計のための調査項目や手法について提案を行いました。

調査・研究