KANSAI ROAD STUDY ASSOCIATION 関西道路研究会

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会長ご挨拶

 インフラとは、道路、鉄道、上下水道、湾港、ダム、電気、電話網、 通信網、あるいは学校、病院などを意味していますが、道路はその中 でも特に我々の生活を支える基本的なインフラと位置付けられてい ます。すなわち、安全で安心な道路は、社会経済の健全な発展の基盤 となるものです。

 関西道路研究会は、昭和 24 年 10 月に設立され、令和元年で創立 70 周年を迎えました。そして、令和 2 年 1 月に関西道路研究会創立 70 周 年記念講演会・パネルディスカッションを開催しています。創立 70 周 年としていますが、その前身の関西道路研究会をも入れると 90 年近 くの歴史があります。本研究会は、道路に関する研究・行政・建設等に従事する主として関西 の大学・官公庁・建設会社等の関係者により構成され、道路にかかる諸問題について調査研究 を行っています。この間、数多くの研究成果を上げ、また産官学からなる法人・個人会員間の 相互理解を深めるのにも大きな役割をはたしてきています。

 現在、本会の研究活動はコンクリート構造調査研究委員会、舗装調査研究委員会、道路橋調 査研究委員会、交通問題調査研究委員会の 4 つの調査研究委員会に代表されるように、道路の ハードからソフトまで広範囲な調査研究を大学の研究者、行政の担当者、建設会社等の実務担 当者が中心となっていろいろな角度から行っております。各調査研究委員会は、若手技術者の 研修の場として、現場担当者の技術確認の場として活用されております。

 また、平成 26 年度からは、この 4 つの調査研究委員会とは別に自ら研究テーマを設定し、 道路を取り巻く様々な課題解決に向け研究取り組みを行う「自主研究会」を設置しております。

 調査研究以外には、講演会、道路視察、会報の出版を行い、さらに表彰制度を設け、功労賞・ 近藤賞・優秀研究賞・優秀作品賞・優秀業績賞を授与しております。

 関係各位の引き続きのご支援ご協力を賜わりますようお願い申し上げます。

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