2017年度は、2015年度に設立した3つの小委員会で調査研究を行うとともに、成果の報告会を開催した。
1.橋梁点検に関する研究小委員会
委員長 大阪大学 貝戸 清之 准教授
平成29年度は、小委員会を3回開催するとともに、3つのワーキング(@点検の効率化、A点検の新技術、B点検の新業種形態)により調査研究を行った。
小委員会
第8 回 平成29年 6月20日
第9 回 平成29年10月13日
第10回 平成30年 1月19日
※ 上記小委員会のほかWGを計9回開催。
2.斜張橋ケーブルの耐久性評価と今後の維持管理に関する研究小委員会
委員長 京都大学 白土 博通 教授
平成29年度は、小委員会を5回開催するとともに、3つのワーキング(@斜張橋ケーブルの現状把握、A構造安全性評価、B今後の維持管理のあり方)により、調査研究を行った。
小委員会
第7 回 平成29年 5月12日
第8 回 平成29年 7月27日
第9 回 平成29年10月 2日
第10回 平成29年11月30日
第11回 平成30年 3月23日
※上記小委員会のほかWGを計9回開催。
3.橋梁の基礎の補強・パイルベント橋脚の補強に関する研究小委員会
委員長 大阪工業大学 井上 晋 教授
平成29年度は、小委員会を3回開催し、調査研究を行った。
小委員会
第11回 平成29年 6月2日
第12回 平成29年 9月8日
第13回 平成29年12月11日
道路橋調査研究委員会主催報告会
日時:平成30年1月29日(月)13:30〜17:00
場所:大阪市立大学文化交流センター ホール
大阪市北区梅田 大阪駅前第2ビル6階
参加:約100名
内容:白土委員長の開会挨拶の後、3つの小委員会の調査研究成果の発表と質疑を行った。
(1) 橋梁点検に関する研究小委員会
橋梁点検調査の新技術、効率化に向けたロボット等の活用並びに点検等の新規事業形態の可能性等について提案が行われ た。
(2) 斜張橋ケーブルの耐久性評価と今後の維持管理に関する研究小委員会
全国アンケート調査結果に基づく損傷・補修事例紹介、ケーブル損傷の影響の解析評価の報告並びに維持管理手法の提案が 行われた。
(3) 橋梁の基礎の補強・パイルベント橋脚の補強に関する研究小委員会
主にパイルベント橋脚を有する橋梁について、補強事例の紹介と、耐震補強設計のための調査項目や手法について提案が行わ れた。
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